屋根・雨漏りの調査員のブログ

屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。仕事であり、趣味である屋根・雨漏り調査などからリフォーム・メンテナンスに関するお役立ち情報を誠実にわかりやすく書いています。

屋根20年点検 半田にて 瓦屋根

弊社事務所が築20年となります。屋根の20年点検を行いました。


瓦点検10


下から屋根を観察したところ、特別、不具合は見当たりませんでした。

しかし、20年ということで、屋根に上がって細部まで点検を実施しました。



瓦点検2


赤丸部分の棟のしっくい・棟土をチェックしました。

剥がれ・崩れ等もなく問題ありませんでした。


桟瓦(平部)はカケ・ひび割れ・クラック等もありませんでした。

また、褪色・変色等も全くありませんでした。

瓦点検1


赤丸は躯体から冠瓦を留めている銅線です。

棟部はガイドラインに準じた仕様となっています。



瓦点検3


鬼瓦とのし瓦の間のシーリングもやせていますが、亀裂はありませんでした。

瓦点検5

棟を通して観察してもゆがみ・傾き等もありませんでした。


瓦点検4

けらば部の銅線も劣化は見られませんでした。


瓦点検9

瓦を一部めくり、内部をチェックしました。

(瓦の良さは下地を確認できることですね。他の屋根材に比べてメンテナンス性が優れています。)

瓦は全数釘留めとなっています。

瓦は防災瓦ではなく、縦桟瓦となっていました。


瓦点検7

黒い⇒が桟木25×25mmです。よく乾燥して、腐朽は見られませんでした。

青い⇒がルーフテープ厚み2?で、水抜きのために使用されています。

樹脂製品ですが、劣化は見られませんでした。

白い⇒が縦桟木15×20mmです。瓦の耐風性を向上させるためのガイドとして機能します。

下葺き材はアスファルト系のルーフィングです。

これらは瓦の下にあるため、想像以上に状態はいいと感じました。


瓦点検8

下葺き材上には著しい量の土・埃はありませんでした。

桟木はルーフテープ上にビス留めされていました。

ステープルの錆びも見られませんでした。


瓦点検6


瓦留め付け釘はステンレススクリュー釘51?でした。

全く腐食等はありません。


釘は下葺き材を貫通しない長さとなっていて、防水性の高いホールレス仕様となっていました。

ホールレス仕様は最近通気構法として、屋根業界では研究していますが、瓦屋根は昔から実行していたのだと確認できました。


築20年の瓦屋根を点検しましたが、全く補修を行う必要がありませんでした。



現在、20年間メンテナンスフリー状態が続いています。

もう5年、10年と経過できそうですので、メンテナンス費を考えると他の屋根材とくらべて、経済性が高いなあ〜と実感しました。 


このように、屋根の定期点検を専門家にしてもらうと安心できますよ〜!  (#⌒∇⌒#)ゞ

 



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創業1868年(慶応4年)三州瓦製造・販売・工事 kao

住宅調査・雨漏り調査  ()藭清(かみせい)

神谷 昭範(かみや あきのり)です



【趣味】旅行、野球観戦、自転車、スイーツ食べ

【資格】(JSHI)(住管協)ホームインスペクター

    住宅メンテナンス診断士
   二級建築施工管理技士

(株)藭清ホームページ:http://www.kamisei.co.jp

雨漏りホームドクターhttp://www.kamisei.co.jp/amamori/
     
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