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屋根・雨漏りの調査員のブログ

屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。仕事であり、趣味である屋根・雨漏り調査などからリフォーム・メンテナンスに関するお役立ち情報を誠実にわかりやすく書いています。

高耐久屋根を実現してメンテナンス費を削減可能!ドイツ・ヨーロッパ仕様の野地無し構法はいかがですか?

屋根

ドイツ・ヨーロッパの屋根方式として、野地無し構法があります。


図6


イギリスの天井断熱仕様の屋根です。野地がありません。透湿ルーフィングだけになっています。太い瓦桟をはしごのように踏んで施工しています。


図7


ドイツの天井断熱仕様の屋根です。野地がありません。透湿ルーフィングを施工しながら、その上に縦桟を足場をかねて、施工しています。縦桟のみを踏んで施工しています。


なぜ、野地無し構法かと聞きますと野地合板は基本的に屋根ではNGとなっているそうで。透湿抵抗の大きい野地合板は劣化しやすいからです。

日本でも野地合板が劣化している事例が多く報告されています。


図1


北面の野地合板が劣化していました。完全に撓んでいます。


図2


屋根断熱仕様ですが、野地合板・垂木が劣化・腐朽しています。

野地合板は透湿抵抗が高く、室内側からの湿気が野地合板から外に排出できず、野地合板が結露して劣化しています。

しかし、劣化しやすいなら、野地合板を省くというのが野地無し構法です。

実は、日本も昔は野地の透湿抵抗は低い仕様でした。

図3

バラ板の野地板の上に、杉皮を使用していました。

そのため、屋根面はスカスカに湿気を排出できました。


図5
図4

上の写真はバラ板+杉皮+土葺+瓦でした。この仕様で、80年間全く劣化していませんでした。

現在、杉皮・土葺きはあまり使用しませんので、代わりにヨーロッパと同じ透湿ルーフィングを使用すれば、防水も心配ありません。

瓦葺きの場合、瓦桟木を施工するため、垂木と瓦桟木が井桁になりますので、その上を歩いて施工できます。野地合板を省略する分だけ、軽量化にもなりますので、野地無し構法が日本で検討されてもいいのかな?と思います。

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創業1868年(慶応4年)三州瓦製造・販売・工事 kao

住宅調査・雨漏り調査  ()神清(かみせい)

神谷 昭範(かみや あきのり)です



【趣味】旅行、野球観戦、自転車、スイーツ食べ

【資格】JSHIホームインスペクター

    住管協ホームインスペクター

    住宅メンテナンス診断士

(株)神清ホームページ:http://www.kamisei.co.jp

雨漏りホームドクターhttp://www.kamisei.co.jp/amamori/
     
所在地:愛知県半田市高浜市

フリーダイヤル:0120-951-890

調査場所:名古屋・安城刈谷・岡崎・豊田・三河・知多 等

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