屋根・雨漏りの調査員のブログ

屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。仕事であり、趣味である屋根・雨漏り調査などからリフォーム・メンテナンスに関するお役立ち情報を誠実にわかりやすく書いています。

ラバーロック工法 NG

瓦の補修方法として、瓦のつなぎ目にシーリング材を施工する方法があります。一般的には、ラバーロック工法と言われています。


ラバーロック1


上写真がラバーロック工法後の状態です。瓦の横や表面に白いシーリングが行われています。


ラバーロック2


このように瓦の重なりをすべてシーリングしてしまいます。


ラバーロック3

また、棟瓦とのし瓦を隙間なくシーリングします。

★ラバーロック工法を行う業者のセールストーク★

?瓦の隙間を塞ぐため、雨漏りを防ぎます。

?台風などの大風で、瓦が飛散しないように瓦同士を接着します。

?地震で棟が崩れるので、崩れないように接着します。

?丁寧に施工します。瓦全部を接着させます。

一見、とてもいい工法のように感じさせます。

しかし、実際にはとても問題の多い工法です。



★問題点★

鄯)完全に隙間をシールできないので、強風雨時に瓦内に浸入した雨が逆に排出できなくなります。

鄱)瓦と瓦の隙間から換気ができるという瓦の良さを塞いでしまうため、桟木・野地板の腐朽リスクが高まります。

鄴)大地震では、瓦が連結しているため、大きな塊として落下する可能性があり、危険です。

鄽)もっとも良くないのは、工事内容に比べて、工事費がとても高い場合が多いです。瓦を葺き替えしても変わらないぐらいを請求されます。ほとんどが瓦施工業者ではありません。



瓦屋根で何か雨漏りなどの不具合がある場合は、瓦専門工事業者さんが瓦をめくりながら不具合を修繕しなければ直りません。瓦の表面をシーリングや塗装するだけでは解決できないと思っていてください。

また、訪問販売などで、ラバーロック工法という言葉がでましたら、その業者を完全には信用せず、他の瓦施工業者にもご相談くださいね。

何十年に1度の屋根のリフォーム・修理ですので、慎重にお選びください。  (#⌒∇⌒#)ゞ


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創業1868年(慶応4年)三州瓦製造・販売・工事 kao

住宅調査・雨漏り調査  ()藭清(かみせい)

神谷 昭範(かみや あきのり)です



【趣味】旅行、野球観戦、自転車、スイーツ食べ

【資格】JSHIホームインスペクター

    住管協ホームインスペクター

    住宅メンテナンス診断士

(株)藭清ホームページ:http://www.kamisei.co.jp

雨漏りホームドクターhttp://www.kamisei.co.jp/amamori/
     
所在地:愛知県半田市高浜市

フリーダイヤル:0120-951-890

調査場所:名古屋・安城刈谷・岡崎・豊田・三河・知多 等

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