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屋根・雨漏りの調査員のブログ

屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。仕事であり、趣味である屋根・雨漏り調査などからリフォーム・メンテナンスに関するお役立ち情報を誠実にわかりやすく書いています。

研究・実験

"お施主様ファースト"の屋根って、どんな屋根材?

こんにちは〜。 屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。 今日は朝から愛知県陶器瓦工業組合の技術委員として、埼玉県草加にある建材試験センターで実験を行いました。 瓦の安全性を確かめるための実験でした。 細かい検討ができていないので、詳細は申し上げ…

愛知県陶器瓦工業組合には、技術施工委員会というマニアックなチームもあります!

こんにちは~。 屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。 弊社も属している愛知県陶器瓦工業組合という瓦メーカーの組合があります。 一般には三州瓦というブランド名でお聞きになった方もいると思います。 皆さんに瓦を使っていただけるように日々努力し、活…

省エネ住宅・健康住宅について勉強しました!家と健康は密接ですね〜!

こんにちは〜。 屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。 住宅の性能が居住者の健康に及ぼす影響についての講演会を聞きました。 以前、健康住宅について調べたときに、慶應義塾大学理工学部の伊香賀先生がいろいろな研究をされていることがわかりました。 そ…

瓦の漏水試験

瓦は昔からあるので、研究・試験などは行われていないイメージがあります。実際には違います。瓦屋根の性能が向上するようにいろいろな試験を行い、改良・改善をしています。 瓦屋根の性能の一つに防水性能があります。その向上のために、瓦の漏水試験を行い…

耐風試験 瓦 耐火野地

大きい公共の建物などは構造計算が必要とされます。また、屋根では耐火野地を使用されることが多くなります。この場合、瓦屋根の耐風圧性能が求められます。 そこで、三河窯業試験場で瓦用耐風試験機で試験を行いました。 上写真のように瓦を施工します。瓦…

建築研究所 見学 ?

国立研究開発法人 建築研究所を見学しました。昨日に続き、簡単にご紹介いたします。 2×4(ツーバイフォー)という木造建物の6階建て実大実験棟がありました。1974年にツーバイフォー工法がオープン化されて40年が経過しています。3階建て、4階建てと研究や…

建築研究所 見学

茨城県つくば市にある国立研究開発法人 建築研究所の見学に参加しました。 広大な敷地(約54,000坪)に何棟も実大実験棟が建設されていました。 安全・安心で持続可能な住宅・建築・都市の実現に向けて、国土交通大臣から示された中期目標に基づき、研…

共同研究 5年間終了しました!

今日で、5年間の共同研究が終了しました。 共同研究の題名は長いですが、「木造住宅の耐久性向上に関わる建物外皮の構造・仕様とその評価に関する研究」となっています。 簡単に言いますと、木造の長寿命住宅を維持するために、それに適した屋根・壁・基礎に…

下葺き材の防水性能試験 屋根・壁

つくばの建築研究所で、屋根・壁の下葺き材について防水性能試験を行いました。屋根材や外壁材を施工する前に、下葺き材の状態の場合、どのようなリスクがあるのか?検証する実験です。雨と風を想定して、撒水送風試験機で行いました。この巨大な撒水送風機…

実験棟 内容

実験棟で行った主な実験を以下の通りです。屋根の通気構法、小屋裏換気、遮熱、結露などの基礎データを主に測定しました。約8年間に渡り、データを測定しました。 2.○通気構法(粘土瓦)vs○直張り構法(化粧スレート)vs○標準構法(粘土瓦) 温度・湿度…

耐風試験 瓦屋根 役物瓦 初体験

愛知県陶器瓦工業組合の技術委員会で、役物瓦の耐風試験を行いました。役物瓦とは、屋根の上下左右の端に使用されている飾り瓦のことです。瓦を安心して選択していただけるように、細かい役物瓦も試験を行い、いつでも成績書を提出できるように準備を進めて…

防水性能試験 圧力箱方式

屋根材の防水性能試験として、圧力箱方式による防水性能試験方法があります。あいち産業科学技術総合センター常滑窯業技術センター三河窯業試験場に常設してある試験装置で行います。三州瓦や棟換気部材や太陽光金具など、多くの屋根部材で試験が行われてい…

屋根専用温熱環境実験棟の中って、のぞくと意外にすごいですよ!

弊社に屋根専用実験棟があります。これまで、多くの屋根材(粘土瓦・化粧スレート・金属屋根・シングル・FRP・セメント瓦等)・構法の違いによる屋根・小屋裏への温熱環境の影響を調査しました。 実験棟は南北に屋根面があります。屋根勾配は5寸勾配になっ…

瓦屋根の耐風性能を調べる試験として、ガイドライン試験(通称)が定められています。 

瓦の施工法に対して、どの程度、耐風性能があるかを調べる試験方法として、瓦の引き上げ試験があります。簡単にご説明いたします。 あいち産業科学技術総合センターの三河窯業試験場にある耐風圧性能試験装置において、瓦屋根標準設計・施工ガイドラインの試…

保水材の利用方法、乾燥防止できるインテリアグッズ・美容グッズ!

保水材(タイル)を使って、蒸発性能を簡易に調べました。瓦を粉砕した粉を原料に保水材を作りました。体積比で40%以上の保水力があります。そこで、室内で水をかけた状態で、置いておくと室内の過乾燥を軽減できるか?? と実験を行いました。 ベージュ…

ドイツ・ヨーロッパ仕様/野地無し構法を模擬で実際に施工してみました!

ドイツ・ヨーロッパの屋根方式として、野地無し構法があります。 野地無し構法が実際にどのような作業になるのか?模擬屋根でチャレンジしてみました。ドイツのマイスターにレクチャーと施工をしていただきました。 2.7×2.7mの小さい模擬屋根で行いま…

瓦ビットは日射反射率が40%以上と高く、住宅周りに使用すると効果大ですよ~。

こんにちは~。 屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。瓦を粉砕して5〜20mmの大きさにしたものを瓦ビットといいます。瓦は粘土を約1130℃以上の高温で焼成しています。 粘土を高温で焼成すると素焼き色(オレンジ)となりますので、瓦ビットも素焼き…

撒水試験 (国総研・共同研究)

つくば市にある(独)建築研究所の実風圧撒水試験機を用いて、実験を3日間行いました。 国総研の共同研究において、全国陶器瓦工業組合連合の担当者の1人として、参加しました。 上写真は、送風機です。送風間口は2m×2mもあります。右側で風を発生させ…

住宅用勾配屋根の耐久性向上を屋根下地構成(野地板・下葺き材)から検討しました!

こんにちは~。 屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。住宅用勾配屋根の耐久性向上に関して、屋根下地構成(野地板・下葺き材等)の影響について検討しました。 最近木造住宅のリフォーム工事等において、多くの屋根で下地の劣化が進行している実態が明らかに…

瓦屋根における瓦下空間と外気の換気回数はなんと約90回!桟木を乾燥できますよ~!

こんにちは~。 屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。瓦屋根には、瓦同士の重なり部にわずかな隙間があります。 その隙間から瓦下の空間と外気の間で、どのくらい換気することができるのか調べました。 測定は愛知県半田市にある実験棟で行いました。 結果…

天井断熱仕様の住宅での木部腐朽の不具合事例をご紹介いたします!!

こんにちは~。 屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。今日は、住宅の天井断熱仕様での不具合事例をご紹介いたします。天井断熱におけるリスクついても簡単に検討しました。 上の写真は天井断熱仕様において、北面の野地ボードが劣化した事例です。 屋根材は…

屋根断熱仕様の住宅での木部腐朽の不具合事例をご紹介いたします!!

こんにちは~。 屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。最近、屋根断熱の住宅が増えています。屋根断熱とは最上階の部屋に水平の天井がなく、屋根なりに傾斜した天井の部分で断熱する仕様になります。2階、3階の屋根空間を室内・ロフトとすることができるた…

化粧スレート屋根の漏水試験からわかったこと!釘孔周辺に雨水が滞留!! 

こんにちは~。 屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。化粧スレート屋根の漏水試験を行った結果をご紹介いたします。 あいち産業科学技術総合センターで圧力箱方式の漏水試験を行いました。 漏水試験架台の上に、野地合板、ルーフィングと化粧スレート屋根材…

屋根材比較(瓦vs金属屋根)!実大住宅での温熱環境測定結果です!! 減震リフォームにはご注意ください!!!

こんにちは~。 屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。屋根材比較(瓦vs金属屋根)に関して、実大住宅での温熱環境測定が行われました。 (安城) 住宅リフォーム時、耐震?・減震?とのセールストークで、粘土瓦から金属屋根への葺き替えを奨められます。(…

太陽光パネル設置による野地合板の高湿化対策として、通気構法の効果を検証しました!

こんにちは~。 屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。実験棟の比較試験を行いました。 太陽光パネル設置による野地合板の高湿化対策として、通気構法による効果(屋根・小屋裏への影響)についてご紹介いたします。 以前、太陽光パネル設置により、野地合板…

屋根・壁を瓦(セラミックス)にする試みです!維持管理費を大幅削減できま~す!!

こんにちは~。 屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。三州瓦メーカーさんが新しく取り組んでいる壁材をご紹介いたします。 はじめに、粘土瓦はCASBEE(建築環境総合性能評価システム)において、60年の寿命と評価されています。 屋根材の中で、最長の評価…

屋根の小屋裏での野地合板裏面の結露現象を観察しました。(目視・熱画像)カビも発生!!

こんにちは~。 屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。実験棟の小屋裏において、野地合板裏面の結露現象を観察しましたのでご紹介いたします。 2月の早朝に観察した現象です。 小屋裏軒先部分の黒四角を拡大したのが、上の写真となります。野地合板裏面にび…

(独)建築研究所の屋根架台を解体してみると大きな蜂の巣がでてきました!さらに、・・・・。

こんにちは~。 屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。茨城県つくば市にある(独)建築研究所で撒水試験を行う前準備として、以前試験で使用した屋根架台を解体しました。 今年の5月に撒水試験を行い、5か月後の解体となりました。架台を解体して、野地合…

リフォーム時における屋根材別シェアから見えてくる本当の屋根材の実力! どの屋根材がいいの?

こんにちは~。 屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。住宅における屋根の新築・リフォーム時の屋根材別シェアを比較してみました。 上の写真は化粧スレートの褪色・コケの発生、板金役物の腐食があり、リフォーム時期の屋根です。 このような屋根をどのよう…

ご自宅の住宅温度ってわかりますか? その3 築36年の住宅の実生活温度を測定しました!

こんにちは~。 屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。実際に住んでいる住宅の温熱環境測定を行いました。 その3として、現在で築36年の木造住宅の測定結果をご紹介いたします。 2階建て、無断熱住宅で、屋根は粘土瓦(土葺)、外壁は金属製壁材(土壁)…

ご自宅の住宅温度ってわかりますか? その2 築9年の住宅の実生活温度を測定しました!

こんにちは~。 屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。実際に住んでいる住宅の温熱環境測定を行いました。 その2として、現在で築9年の木造住宅の測定結果をご紹介いたします。 2階建て、平成11年度省エネ基準の住宅で、屋根は粘土瓦+通気構法+遮熱シ…

ご自宅の生活温度ってわかりますか?築18年の住宅の実生活温度を測定しました!

こんにちは~。 屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。実際に住まわれている住宅の温熱環境測定を行いました。 その1として、築18年の木造住宅の測定結果をご紹介いたします。 2階建て、新省エネ基準の住宅で、屋根材は化粧スレート、外壁は窯業系サイデ…

保水材料のヒートアイランド化現象を防止する効果が確認されました!デザインもgood!!

こんにちは~。 屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。ヒートアイランド化現象に有効な保水材の効果をご紹介いたします。 ヒートアイランド化現象が問題となって、10年以上が経ちます。特に、都市部が深刻です。 都市部では周辺部に比べて気温が高く、東京…

太陽光パネル設置による野地合板含水率が上昇する現象を確認しました!

こんにちは~。 屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。実験棟で測定した結果から、屋根・小屋裏の温熱環境に対して太陽光パネル設置が与える影響についてご紹介いたします。 測定結果から、太陽光パネル設置により、野地合板の高含水率化が確認されました。 …

屋根と壁 保水建材

屋根と壁に保水建材を施工して、暴露試験を行っています。 屋根と壁に施工しているのは、同じ材質の保水建材です。吸水率が体積比40%と高性能な保水建材です。 もともとの色は壁の色のように、薄ベージュ色でした。屋根も同じだったのですが、経年により変…

日本建築学会大会でのパワポ作成中

来週9月4〜6日に2015年度日本建築学会大会(関東)に参加します。(=⌒▽⌒=)場所は、東海大学湘南キャンパスです。 私は、もともと建築学科ではないため、縁がない世界だったのですが、屋根の研究をはじめて参加するようになりました。2009年から参加して、今…